【シュタゲ聖地】秋葉原の柳森神社には狸がいっぱい

秋葉原周辺の(アニメに出てきた)神社に行こうシリーズ、第二回です! 柳森神社 今回はなんの聖地なのかというと、シュタゲです。 ルカ子のいる柳林神社の元ネタ、柳森神社にやってきました。 分かりやすい行き方としては、秋葉原駅昭和通り口から南に歩いて、和泉橋南を右折。 昔は名前に相応しく柳の森だったみたいですが、今は街路樹として柳が少し植えてあるくらい。

誰がなんのために建てた?

室町時代、江戸を開拓した太田道灌という武将が、鬼門除けとして柳を植えて、京都の伏見稲荷神社から勧請して創建したそうです。柳の木は、魔除けの効果があるとして、鬼門の方角に植えたりするんだそうです。

ねこが出迎えてくれた

柳森神社 猫 鳥居の下でねこが日向ぼっこしてました。 気持ち良さそうですね。 柳森神社 猫 奥にもいるみたいです。 境内に入ります。

富士塚の名残り、富士講石碑群

柳森神社 富士講石碑群 境内に入ると、向かって右に富士講の時に建てた石碑が岩山の上に建っています。 柳森神社は、江戸時代はじめに駿河富士宮浅間神社から分祀した富士浅間神社を合祀しました。 江戸の年中行事をまとめた文書「東都歳事記」には、富士詣の例として柳森神社が上がっています。 当時は江戸の人々にとっては結構メジャーな神社だったのかもしれませんね。

富士講って?

講は、同じ神さまを信仰している人々で結成された団体。…というとなんかパッとしませんね。宗教的な同好会、サークルという感じでしょうか。なので、今風にいえば富士山信仰部(?)。 昔は集落単位で、様々な信仰サークルがありました。 有名どころは、庚申講、富士講、稲荷講、えびす講…などでしょうか。 講はよく活動記念に石碑を建てたりします。この石碑群もそれですね。

石碑が立つ岩山は富士塚の跡

石碑が立つ岩山は富士塚のあとです。富士講の重要な活動には富士登山があります。しかしながら、昔はそう気軽に旅行ができません。 なので、神社の境内などにミニチュア富士山を建てて、富士登山を疑似体験して行事を行ったわけです。 そのミニチュア富士山が富士塚です。規模も様々あります。全てがそうというわけではありませんが、富士山から持ってきた岩石を使用するというのが、富士塚の一種のステータスです。

力石群もあるよ!

柳森神社 力石群 昔、お祭りなどで若者が力競べに用いた丸石です。

ねこ二匹目いた!

柳森神社 猫 摂社のお宮を陣取って堂々と寝てます。 まるでこの子がご祭神のようです。 柳森神社 猫 ( ?ω?)スヤァ 柳森神社 拝殿 拝殿です。 名前に付いていませんが、実は稲荷です。

御祭神

倉稲魂大神(くらいなたまのおおかみ) 穀物の神です。 柳森神社 狛狐?柳森神社 狛狐 ここの狛犬ならぬ狛狐さんの目つきの優しいことよ…

狐もいれば狸もいる

柳森神社摂社 福寿社 摂社の福寿社は、を祀っています。 五代将軍・徳川綱吉(生類憐みの令の人)の母・桂昌院がはじめ江戸城内に祀ったものだそうです。 桂昌院はもと、お玉の方という通称で呼ばれ、京都の八百屋の娘が、将軍の生母にまでなったというシンデレラエピソードが伝わっています。「玉の輿」という言葉はこれが由来。 大奥など城内の女性たちは、玉の輿狙いで信仰が厚かったそう。 後世に遷座し、ここには明治2年に遷座。 「たぬき」は「他抜き」に通じ、受験や勝負事のご利益ありと信仰されています。 土製の親子狸のお守りが人気らしいです。

たぬきがいっぱい

柳森神社 狸像 柳森神社 狸像 柳森神社 狸像 柳森神社 狸像 金玉抱えているように見えるのはこれ、金玉じゃなくてお腹だそうです。 妊娠した雌狸で、福寿社の御神体を模した像なのだとか。

御朱印はセルフです

柳森神社 御朱印 柳森神社 御朱印 柳森神社 御朱印 ちゃんとお金は払って押しましょう。

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